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空の彼方へ、君の笑顔を。

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空の彼方へ、君の笑顔を。

魔法のiらんど文庫

  • 著:わたあめ
  • 発行元:KADOKAWA
  • 発売日:2015年11月25日
  • 定価(本体610円+税)
  • ISBN:978-4-04-865537-8

切ない恋で大人気のわたあめ書き下ろし!
病気で恋をあきらめた女の子とトラウマで笑顔をなくした彼の、切なくも心温まるラブストーリー

中学の時から腎臓に病気を抱えている高校1年生の幸。ある日、病気が悪化しているとわかり落ち込んでいた駅のホームで、ハンカチを拾ってくれた男の子の笑顔に助けられる。同じ学校だと知って捜し当てたものの、再会した彼は全く笑顔を見せず、別人のように冷たかった。もう一度彼の笑顔を見るため、幸は病気を隠して仲良くなろうとするけれど、彼には笑顔を見せないある理由があって……。

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登場人物紹介

「"明日なんて一生来なくていい"」「私、その笑顔に救われたの」
広岡 幸(ひろおか さち)高1
腎臓病を抱えており、中3から入退院を繰り返している。
ふわふわしてそうに見えて、芯は強い女の子。
表面上は元気だが、いつも病気に怯え、弱い自分の体を疎ましく思い、誰にも言えない不安を抱えている。
少し変わった趣味で、一般的に可愛くはないキャラ"サムライでおさる"に熱を上げている。
「ウザい。俺はもともとこんなだし、あの日のは気まぐれだから。もう忘れろ」
羽田 悠真(はた ゆうま)高1
大人しく口数は少ないが美形。冷たいので告白するチャレンジャーはいないけれど、密かに女子を沸き立たせている。
あるトラウマが原因で笑顔をなくした。学校でも友人すら作ろうとせず、1人でいることが多い。
「頼むから、あいつの前から静かに消えて……」
澤部慎太郎(さわべ しんたろう)高1
悠真の幼なじみ。近くにある私立男子高校に通う。悠真と一緒の高校に行きたかったが、学力が追いつかず断念した。
悠真のことを心配しすぎて過保護になるあまり、よく放課後、正門で待っているため、悠真と信太郎が出来てるんじゃないかという噂が学校で回り、幸に恋のライバルと思われている。幸とは犬猿の仲。
愛美(まなみ)高1
幸の友達。サバサバしたおおらかな性格、頼れるお姉さんのような子。幸の病気のことも知っている良き理解者。
奈々(なな)高1
幸の友達。涙もろい優しい性格。男子にモテるふわふわ女の子らしい子。愛美同様、幸の病気のことも知っている。
広岡 凛(ひろおか りん)大学2年
幸の姉。本当は妹のこと誰よりも心配しているのに、ぶっきらぼうで幸とは正反対の性格姉の態度は幸にとって冷たく見えてしまう。
幸とは対照的に風邪ひとつひかないため、実は密かに、お母さんのおなかの健康な部分を自分が独り占めして生まれて来てしまったから幸がこんなに弱い子になってしまったんじゃないかと気に病んでいる。

著者メッセージ

こんにちは、わたあめです。

今回、3冊目の書き下ろしを出版して頂けることになりました。
これもいつも読んで下さる皆様のおかげです。一言では感謝の気持ちは言い尽くせませんが、大きな声で言わせてください。
ありがとうございます!

小説を書き始めた頃は、執筆って、書けば書くほど慣れてきてスラスラと書けるようになるとばかり思っていたのですが、どうやらそういうわけでもないな、と最近になってやっと気付いてきました。
毎回、“あーだ、こーだ”と悩みながら、物語の世界と文字の世界を何度も行ったり来たりして執筆していますが、相変わらず、いつも生みの苦しみを味わっています。
今回の「空の彼方へ、君の笑顔を。」もそうでした。でもその分、最後まで一生懸命頑張れたので、今、とっても満足しています!

この物語は、病気を抱える弱い自分が大っ嫌いだけど、普段は明るく振る舞う幸と、笑顔をなくして、他人と交わろうとしない羽田くんの物語。
空を見上げることを“苦しい”と感じる2人が、傷つきながら、寄り道しながら、近付いたり、離れたり……そんな風に歩んでいく様子を見届けてやって下さると嬉しいです。

読んで下さった皆様の心の中に鮮やかな何かを一滴でも落とすことができたら嬉しいです。

基本、飽き症な私なのに、悩んでも苦しんでも、物語を綴っていきたいと思うのは、いつも私の書くお話を読んで応援してくださる皆様のおかげです。
本当に、ありがとうございます!
決してスラスラとかっこよく執筆できない私ですが、その分、これからも一生懸命に物語と向き合っていきたいと思います。


今日も、明日も、明後日も。
大切な人と一緒に笑い合える幸せに満ち溢れていますように───

わたあめ

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