日本最大級のガールズポータルサービス

魔法のiらんど文庫

大人気書籍化作品の最新情報サイト

カモフラ彼女 ~ハレとアメとLove Charm~

立ち読みする

カモフラ彼女
~ハレとアメとLove Charm~

魔法のiらんど文庫

  • 著:眠空
  • 発行元:KADOKAWA
  • 発売日:2015年7月25日
  • 定価(本体530円+税)
  • ISBN:978-4-04-865332-9

第8回魔法のiらんど大賞〈金賞〉受賞作!
高校最後の夏。運命を左右する恋が動き出す――!

梅雨明けの放課後。高校三年生の雨多子は、一年の時から片想いをしているサッカー部のさわやか男子、芦屋君にこっそりとおまじないをしかける。ところが、三日後。芦屋君の友達で野球部のエース、栗原君に呼び出された。おまじないの相手を間違ってしまった雨多子は、片想いをバラさない代わりにドSな栗原君の彼女を演じることになってしまって――!?

2015 魔法のiらんど大賞受賞作フェア

◆登場人物紹介◆

秘密をにぎられ、ドSなカレに振り回されまくり!
栗原 嘉晴(くりはら よしはる)
彩馬楽高校3年E組。野球部のエースで親衛隊がいるほど女の子から人気がある。雨多子に対しては結構ドS。雨多子に間違っておまじないを仕掛けられ、それをネタに彼女のフリをしろと命令する。しかしそれには理由があるようで……?
海月 雨多子(みづき うたこ)
彩馬楽高校3年A組。サッカー部の芦屋君に高校一年の時から三年間片想い中。勇気を出して両想いになれるおまじないを仕掛けるが、なんと相手を間違ってしまった。そのせいで、芦屋君の親友・栗原から“偽装彼女”になれと脅迫され、しぶしぶ引き受けるが……。
芦屋 晴臣(あしや はるおみ)
彩馬楽高校3年E組。雨多子の片想いの相手。サッカー部のオフェンシブハーフ。さわやかでカッコよくて優しいモテ男子。
河原 雪歩(かわはら ゆきほ)
彩馬楽高校3年A組。雨多子の親友。ショートヘアで男の子っぽい。性格も男前。雨多子の片想いに何かと協力してくれる心強い存在。

◆みどころ◆

始まりはこんなおまじないから

1.恋愛成就のお守りを用意します。
2.自分の名前と好きな人の名前を書いた紙を、お守りの中に入れます。
3.お守りを、好きな人の持ち物に結びつけます。
4.三日後、お守りを回収します。
注:お守りは相手の人に見つからないようにしてね! 見つかったら効果がなくなっちゃうよ!
5.回収したお守りは肌身離さず身につけていてね!
読んだみんなもキュンキュン来てます!
  • 青春ですね…(´▽`) とてもいいお話でした!
  • 学園、恋愛、ドS、スポーツ…きゅんとくる色々な要素が詰まっていて、とても読み応えのある一作でした!
  • 栗原くんがかっこよくて思わずニヤニヤしてしまいました(笑)続編希望です!(笑)
  • 物語が最初から最後まで綺麗に繋がっており、読み終えたときのすっきりした充実感がよかったです
本文をチラ見せ!
■“カモフラ彼女”の日常ってこんなカンジです

「──雨多子!」
突然名前を呼ばれ、声のした方を見上げる。
(──うぐっ……)
校門の前に立っている栗原嘉晴の姿に、ぎょっとして喉の奥が詰まりそうになった。
しかも、早速呼び捨て……。
奴は、だらしなくスクールバッグを肩に掛け、ズボンのポケットに手を突っ込んで私を見下ろ──いや、見下している。
「てめぇ、昨日さっさと帰りやがったろ。教室呼びに行ったらいねぇんだもん、またあのみてぇな二人組の子たちに聞いちゃったじゃん。なんか俺がおまえのストーカーみたいになってんだけど」
「………」
双子みてぇな二人組──ひなたちゃんとひかげちゃんのことか。
ドスの効いた声音でまくし立てる栗原に、私は内心ビクビクしながらも、じとっとにらみ付けた。
「……何だその目は」
不快だとばかりに据わった目で見返す栗原から、私はフイと視線を逸らす。
──なんか……。
キョーハクされてるっていうのもあるんだけど……特に、その相手が野球人間だと思うと、ますますブルーになる。
「……別に……」
素っ気なく答えると──栗原に、腕を掴まれた。
「つーか、逃げんなっつったろぉ? 俺ら今日からめでたく“つき合う”ことになったんだからよ。なぁ? 雨・多・子・ちゃん♪」
「………っ!!」

著者メッセージ

はじめましての方も、いつもお世話になっている方もこんにちは。著者の眠空です。

この度『カモフラ彼女』書籍化という大変身に余るお話をいただき、感激と感謝の気持ちでいっぱいです。
書籍化にご尽力くださった皆様、今までこの作品を応援してくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。

この作品に登場する“恋愛成就の御守り”。願いの欠片が集められた恋の形は、主人公の雨多子にとって、小さいけれど確実な一歩を踏み出すきっかけを与えました。
恋愛成就に限らず、御守りという古来から存在する普遍的な拠り所。バッグに付けたり部屋に飾ったり、大事な局面の前で握り締めるだけで勇気をもらえたり……。御守りの存在に後押しされたという方も多いと思います。
私にとっても、御守りというアイテムはとても縁の深い、掛け替えのないものとなりました。たくさんの励みと勇気をもらい、この作品を形にすることが出来たからです。

御守りによって、ゆっくりだけどひたむきに走り出す雨多子の恋。ふとしたきっかけで始まる“偽装彼女”生活が雨多子にどんな変化をもたらすのか、それは読んでのお楽しみです。
恋の喜びと難しさを感じながら成長していく雨多子の姿を、温かい目で見守っていただけたらうれしいです。

この一冊が、読んでくださった方にとってひっそりと寄り添う御守りとなりますように。

関連ページ

同じ作者の関連作品

ページトップに戻る