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Web限定!岬 書き下ろし『お女ヤン!!』ショートストーリー

第19話『沢田家の夏休み』

七海「お兄ちゃん!七海ね、夏休み中に泳げるようになりたいんだ」

与四郎「じゃあ、夏休みは兄ちゃんとプール行って練習するか?」

七海「うん!」

~近所の温水プールにて~

七海のクラスメートたち「「「七海ちゃんのお兄さん!今日は宜しくお願いします」」」

与四郎「お、泳ぎ教えて欲しいのは七海だけじゃないのか!?」

七海「クラスで泳げない子も教えて欲しいってついてきちゃったみたい…。ご、ごめんなさい」

与四郎「……仕方ない、助っ人でも呼ぶかぁ」

~夏休み明け~

ミホ「あれ?千里と凪、夏休み明けたのに学校来てない?」

与四郎「慣れない子守り疲れで、へばったらしくてな。これで俺が普段千里たちの子守りでどれだけ苦労してるかわかったんじゃねえかな?」

ミホ「?」

第18話『宮田家の夏休み~旅館の露天風呂にて~』

宮田父「いやぁ。今年の夏はみんなで温泉旅行にこれてよかったなぁ。終わったら、みんなで卓球とかしたいねえ」

ひなた「……おじさん。俺居候なのに本当についてきてよかったのか?金も出してねえし」

宮田父「気にすることなんてひとつもないよ、ひなた君。それに初めから旅行は4人分で計画してたんだから」

ひなた「……俺、邪魔じゃない?」

宮田父「息子を邪魔だなんて僕は思ったことないよ」

ひなた「……そっか」

「ひなたちゃん、卓球行く前に涙拭いときなさいよ」

ひなた「な、泣いてねえよ!」

「はいはい」

第17話『夏祭り、3』

与四郎「ミホちゃん、浴衣似合ってるな」

ミホ「本当!? 沢田氏も浴衣ベリー似合ってるよ、例えるなら結婚したい男ランキング殿堂入りを果たした挙げ句に、天使になってこの世の幸せを常に見守ってる爽やかなスポーツ選手って感じだし、正直ずっと与四郎さんの隣を歩いてたい腕組んでたい!」

与四郎「あ、ありがとう綾瀬氏」

ひなた「ミホ、俺は俺は!?」

ミホ「ひなた君は可愛らしすぎて全てがあざといよ、正直鼻血もんだよ」

千里「俺は?」

ミホ「千里はまず、手に持ってるリンゴ飴とかき氷と綿あめを処理して、落ち着いてから同じ質問をしてみようか?」

千里「少し、はしゃぎすぎたか」

ミホ「そうだね。あと被ってるひょっとこのお面も外そうね」

第16話『夏祭り、2』

ミホ「おお、葵くんの浴衣姿色っぽいね。どんどん女の人に声かけられてるよ」

「アイツあのままだと、女1人、2人は持ち帰るな」

ミホ「…………おーっと!手と足が滑って葵くんを取り囲んでいる美女軍団の間に割り込んでいってしまったあ!綾瀬氏、一生の不覚!」

女子1「きゃあ。何この子」

「何すんだよミホちゃん。俺今女の子とちょう楽しんでたのに~」

ミホ「けど……あ、あっちの境内で麻耶が変な男に絡まれてたからさ!これはいち早く葵くんに助けていただかないとと思いまして!」

(どうしてわかりやすい嘘つくのかねえ)

――15分後。

「まーやちゃん。こんなところに1人でいるとガラの悪い男に絡まれちゃうゾ」

麻耶「……あれ?葵、他の子と回ってたんじゃないの」

「途中邪魔が入って抜けてきたんだよ~ん」

麻耶「ふうん」

「その浴衣、真理子さんに着せてもらったのか?」

麻耶「そう。似合う?」

「どんな感想言っても、俺の好感度あがらない?」

麻耶「うん」

「じゃあ、浴衣似合うじゃねえの。綺麗だよ」

麻耶「……ごめん、やっぱり葵の好感度あがった」

「やっぱり浴衣、似合ってないわ~」

麻耶「ばか。もう遅いよ」

第15話『夏祭り』

ミホ「凪ー!暇ならあたしの浴衣の後ろ帯やってくれたもう」

「ああ!? うぜえな、そんぐらい自分でやれ」

ミホ「後ろだから上手くいかないんだって」

「面倒くせーなー。ほれ、とっとと俺様に後ろを見せやがれ後ろを」

ミホ「悪いね、アンタ手先器用だからさ」

「葵みてえに、女に対して口先も器用だったらよかったんだけどな」

ミホ「ん。何か言った?」

「何も言ってねーよ。その丸顔こっちに向けんなブス」

ミホ「酷い!」

第14話『期末テスト~南高校編~2年生、ひなた~』

試験官「はい、じゃあテスト用紙受け取ったら後ろの席に回してー」

ひなた(俺の後ろの席女子じゃん……どうしよう!手渡しめっちゃコエー!)

不良軍団1(おい、やべえよ。ひなたさん、テスト用紙後ろに回せなくて困ってんぞ!)

不良軍団2(後ろ女子だもんな……)

不良軍団3(助けに行った方がいいんじゃねえか?ほら、ひなたさん顔真っ青じゃねえか!死ぬ、あれは死ぬ!)

ひなた「……くっ!!」

不良軍団4(あ、ひなたさんが席から立ち上がった!)

ひなた「先生、き、気分がわりぃから3年の教室に行かせてください!」

不良軍団(沢田さんに助けを求める気だ……)

不良軍団(沢田さんのとこに行く気だ……)

教師(保護者の沢田のところに行く気か……)

第13話『期末テスト~南高校編~3年生の場合。テスト回収後、職員室にて』

教師「佐野、宮田。どうしてオマエたち2人がここに呼ばれたかはもうわかってるな?」

宮田「テスト用紙の裏に、“今週1週間の晩飯の献立メモ”を書いたからじゃねえの?」

教師「そうだ。どうしてそんなことしたんだ。もっと詳しく先生に説明しなさい」

宮田「今の旬は茄子なんで、茄子料理をちょっと多めにしました」

教師「違う、そういう意味の“詳しく”じゃない」

佐野「俺は、純さんの素晴らしくて尊敬する箇所を思いつくままテスト用紙の裏に書いてただけだ。怒られる筋合いはねえ!」

教師「もう手に負えない。先生は保護者の沢田を呼ぶ」

第12話『期末テスト~南高校編~3年生の場合。テスト中』

千里(シャーペン忘れた)

同級生1「藤井君、もしかして筆記用具忘れた……のかな?わ、私ので良かったら貸してあげる」

千里「……いや、大丈夫だ」

同級生1「え?」

千里「よーしーろーうー。シャーペン忘れたから、貸してくれ」

試験官「コラ藤井!テスト中に席立って叫ぶな!」

千里「……与四郎くん。シャーペンと消しゴムを、俺に貸してください」

試験官「敬語かどうかの問題で先生は怒ったんじゃないぞ藤井!……くっ、沢田!この天然をどうにかしろ、先生もう手に負えないっ!」

与四郎「俺も割と手に終えない現状まできています。胃がキリキリします」

第11話『期末テスト~白百合女学園編~』

白百合生徒1「皆様、綾瀬様がご登校なされましたわ」

白百合生徒2「おはようございます、綾瀬様!」

ミホ「おはよう皆さん。……あら、皆さん顔色があまりよろしくなくてよ」

白百合生徒3「今日から期末テストなので、憂鬱なんです私達」

ミホ「まぁ、ごめんなさいね私ったら気もきかないで。そうだわ、テストが終わったら生徒会でお茶会を開くことにしましょう。皆さんのご褒美になるかはわからないけれど」

白百合生徒4「綾瀬様……!そんな、私たちは嬉しいですけれど、ご自分もお忙しいのに」

ミホ「そんなことないのよ。だって私、皆さんのこと大好きなんですもの」

白百合生徒5「綾瀬様!」

白百合生徒6「さすがだわ。それに、テストなのに見ていただけて?あの余裕。“お嬢様”の鑑ですわ!」

麻耶「………」

――テスト開始前の休み時間、白百合トイレ内。

ミホ「テストどうしよう!! 全然勉強しなかった!麻耶、教科書の中からあたしに問題だしてさぁ早く!hurry up!!

麻耶(嫌な子と友達になったな……)

第10話『求人内容~南高校で問題児達の世話、してみませんか?~』

南高校の旧音楽室で、問題児のお世話業務をお任せいたします。
のびのびとして、活気ある環境で一緒にお仕事しませんか?

仕事内容 ●問題児達の世話係
教室に出入りする16歳~19歳の高校生が問題を起こさないか。また、起こした場合の対処、説教、その後のフォロー等を担当していただきます。
癖のある子が非常に多いので、柔軟に対処できる方を募集しています。
※既存スタッフによる研修制度もあるのでご安心ください。
※未経験者歓迎!スキルは一切問いません!

<先輩スタッフの声>
Yさん「ぶっちゃけほとんど体力勝負ですからね。こっちが注意しても逆にからまれる場合もあるので、心の広い方にぴったりだと思います。休日もよく呼び出されたり、朝起きたらあたかも自分の家に居るかのようにリビングに居座ってる場合もあります。他には河原でザリガニを探そうとしている集団もいるので、体調管理もしてあげなければいけませんし、妄想癖がある子もいます」
勤務地 ××市××街、市立南高校旧音楽室。
アクセス ××駅から徒歩20分。
勤務時間 9:00~22:00
給与 雀の涙
休日・休暇 土、日、祝日。夏期休暇、冬期休暇、大晦日、元旦
待遇・福利厚生 交通費全額支給。

第9話『そして伝説へ……』

ミホ「Aカップってこの世に生まれてきた意味あんのかな」

庄司(妹が未だかつて見たことがないような切ない顔をしている……!)

ドリアン「ギョ……(哀れな)」

庄司「ミホ、兄ちゃんはAカップもAカップで利点があると思うよ」

ミホ「兄ちゃん……」

庄司「考えてもみろ、ミホの憧れている人魚はいつも貝殻で胸隠してるじゃん?あれって胸ある人だと貝殻でカバーできないけど、その点ミホは胸の膨らみないから、おっぱい貝殻におさまるじゃん?だから希望を持て。オマエは一番人魚に近い人間なんだよ」

庄司、ミホの手を握り本編でも見たことのない真面目な表情を浮かべる。

ミホ「兄ちゃん……ありがとう。あたし、あたし兄ちゃんの妹でよかった!おっぱいが貝殻におさまってよかった!」

庄司「ミホ!」

ヤス(ノリが兄妹なんだよなぁ……)

第8話『楽しそうで何よりです』

不良軍団1「麻耶ってスタイルいいよな。美人だし」

不良軍団2「乳でかいもんなぁ。あれ、絶対腕立てのとき邪魔だろ」

不良軍団、喋りつつ部屋の隅にいるミホに目をやる。

ミホ「197、198、199……200!うおっしゃああ、腕立て200回いったわ!」

ひなた「ミホすげえ!ちょうちょうカッコいい!!」

不良軍団1「みぃちゃんは……邪魔じゃなさそうだなぁ胸」

不良軍団2「乳ないから身軽なんだよ、その分」

不良軍団3「なんだろう。俺、あの子のことが可哀想で見ていられない」

第7話『破滅的ウォール』

ミホ「凪!アンタあたしのブレザーのポケットにセミの抜け殻いれたでしょ!」

「ああ?今頃気がついたのかよ、ばーか」

ミホ「今日という今日は許せん!」

「やんのかコラ!……あ」

凪、ミホの胸ぐらを掴もうとする。が、間違ってミホの胸をタッチ。

ミホ「……ぎゃあああああああ!! 誰か来て!このアホあたしの胸触った!」

「なんだそれ、面白い展開じゃねえのよ。なーぎん、触り心地どうだった?」

「……あ」

ミホ「あ?」

「……圧倒的膨らみ不足だったじゃねえか。たとえるなら……そう、壁だ。壁を触ったような感覚だった……ブス、オマエその胸大丈夫なのか?」

ミホ「どうしよう。凪が顔を真っ青にして震えながらこっちを見ている」

「ミホちゃん、凪に謝んなさい」

第6話『ケーキ屋さんにて』

七海「ちー君、本当に好きなもの頼んでもいいの?」

千里「ああ。奢ってやるから好きなもん頼め」

七海「じゃあ七海は、ショートケーキと、シュークリームにする。ちー君は?」

千里「俺は、全種類1つずつにする」

七海「七海ね、ちー君のこと凄いなって思うんだ」

千里「すみません、ケースの中にあるケーキ1つずつください。あ、ショートとシュークリームは2つずつで。あと、ポイントカードたまってるから使ってくれ」

七海「七海ね、ちー君のそういうとこ庶民的だなって思うんだ」

第5話『わざとじゃないんだけどね』

キャッチ「ねえ君、美人だねえ。ちょっとうちの店で働いてみない?」

ミホ「え、あたしに言ってるんですかお兄さん。やだもう美人だなんてそんな、普段言い慣れてないからどう返していいかわかんないんですけど!まぁ確かにマーメイド要素はあるかもですけど」

キャッチ「と、とりあえずうちの店で話聞きたいんだけど一緒に来れる?(やべえ、なんか変な奴に声かけちゃった)」

ミホ「もちろんです!今日は、暇で……」

ひなた「お姉ちゃん!」

ミホ、突然現れたひなたに腕をぎゅっと組まれる。

ミホ(お、お姉ちゃん!?)

ひなた「お姉ちゃん、この人誰だよ。今から俺の買い物付き合ってくれるって約束したじゃん」

キャッチ「家族と一緒だったんだ。じゃあまたの機会に(なんだよ、家族連れかよ)」

ミホ「あ、親切なお兄さん待って……ああ、行ってしまわれた。ていうかひなた君、お姉ちゃんって何!?」

ひなた「……だって葵が、“お姉ちゃん”ってミホのこと呼んだら喜ぶって言ったから。ていうか、他の男についていっちゃダメだろ。アイツただのキャッチだから!」

ミホ「ごめんね気をつける。あと葵君にお礼言うからちょっと電話してもいい?」

第4話『魔法使いと魔法使いの母~千里幼少期(3歳くらい)~』

――真理子、箒にまたがったまま猫と向かいあってる息子を見つける。

真理子「千里、アンタ箒なんか持ってどうしたんだよ」

千里「きのう、魔女さんの宅急便みたから」

真理子「バカな子だね。箒に乗っても空は飛べないよ」

千里「ちがう。ほうきにのったら、ねことしゃべれるようになるのかと思って」

真理子「……」

千里「ねこ、こんにちは。オレの名前は、ふじいちりです」

真理子「……<よう。俺の名前はミケ>」(裏声)

千里「……ねこがしゃべった!」

真理子「よかったじゃないか。頭撫でてやんなよ」

第3話『ごっこ遊び』

千里「凪。ケーキバイキングごっこして遊ぼう」

「はぁ?なんだよそれ」

千里「自分がいろんな種類のケーキになっているところを想像する遊びだ」

「それ本当に楽しいか?」

千里「凪は……もんぶらんの役でいけばいいな」

「純さーん!千里が弟の話徹底的に無視するんすけどー!」

第2話『それぞれのネット検索履歴予想』

ミホ「丸顔 小顔 方法」

千里「ねこかんのおすすめがしりたいからおしえてほしいのですが」

「妹 打ち解ける 方法」

(履歴は残さない派)

ひなた「ストーカー 対処 方法」

与四郎「子育て 高校生 方法」

西さん「女子力 上げる 方法」

麻耶「友達 会話 方法」

千春「うざい奴 消す 方法」

第1話『流れ星』

ミホ「見て、流れ星だ!」

「テメーら心の中で願い事3回唱えろ!」

ミホ(バストアップしたい、バストアップしたい、バストアップしたい)

(清純派美女と知り合いてえ、清純派美女と知り合いてえ、清純派美女と知り合いてえ)

ひなた(身長アップ、身長アップ、身長アップ)

千里(ドーナツドーナツドーナツドーナツ……あ、4回…!)

与四郎(全員無事卒業できますように、全員無事卒業できますように、全員無事卒業できますように)

「与四郎以外大した願いじゃねえな、きっと」

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